宗 旨:天台宗
山 号:梅柳山
寺 名:木母寺(別名 梅若寺)
総本山:比叡山 延暦寺
本 尊:慈恵大師(別名 厄除け元三大師)
木母寺は、芸道上達の寺としても知られる千年の歴史を誇る由緒正しいお寺です。
境内にある梅若塚は謡曲「隅田川」によって知られている旧跡です。
当寺に現存する「梅若権現御縁起」には木母寺の由来である梅若寺の伝承が描かれています。
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忠円阿闍梨が梅若丸の墓石が築き、
柳の木を植えて供養しました。
翌年、墓石の側に念仏堂が建立されたことが
木母寺の始まりです。
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江戸の時代、「梅若伝説」の観光の名所として賑わいをみせ、隅田川と言えば木母寺を指すほどでした。
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前関白の近衛信尹が参拝した時、木母寺と改名されました。
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木母寺の境内に隅田川御殿なるものが存在し、
歴代の将軍や京からの訪れも頻繁にありました。
徳川家康から山号を与えられていることや、
朱印状が残っていることから江戸幕府と木母寺のつながりが深かったことが伺えます。
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家綱の時代、上州高崎城主の安藤重治によって
絵巻物「梅若権現御縁起」三巻が寄進されました。
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初代市川団十郎作「出世隅田川」が中村座で初演されました。
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八代将軍徳川吉宗、隅田堤に桜樹100本を植えるように命じ、
お花見の名所ができあがりました。


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明治維新とともに幕府の保護を失い、寺の堂舎は取り除かれ、
跡地は梅若神社となりました。
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僧の光円によって、梅若神社が旧に復して梅若堂となります。
このように再び仏寺とすることは
当時としては非常に困難な事業でした。
