梅若物語

能・歌舞伎・謡曲・浄瑠璃などの「隅田川」で演じられるのストーリーは、
失踪した梅若丸を探している次の場面からはじまります。

梅若丸が亡くなった、あくる年、
母は失踪した息子を探し、狂女となって、東国へと向かいます。
そしてちょうど一周忌の日に隅田川に至り、
渡し守より梅若丸の死を聞きました。

大念仏を唱えると、
梅若丸の霊が現われ再会を果たしますが、
梅若丸の姿は
すぐに消えてしまいました。

母は、墓の傍らにお堂を建立し、
妙亀尼となってそこで暮らしますが、
悲しみのあまり鏡ヶ池に身をなげてしまいます。
すると、不思議なことに遺体を霊亀が乗せて浮かびあがりました。

忠円阿闍梨はそこに母親の墓所をたて、
母を妙亀大明神して祀り、
梅若丸は山王権現として生まれ変わったとのことです。

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